バックアップ時には、ファイルクラッシュのリスク(チェック)やバックアップ容量の軽減などを考えると「圧縮形式でバックアップすること」が望まれ、またバックアップメディアそのものを盗まれるというような事態を考えると、情報漏えい対策として「圧縮ファイルにパスワードを付加する」ことが望まれます。
Windows XPでは、ファイルをZIP形式で圧縮できるほか、ZIP形式のファイルにパスワードを付加することができます。一方、Windows Vistaでは、ファイルをZIP形式で圧縮することはできるものの、ZIP形式のファイルにパスワードを付加することができなくなりました。
このZIP形式のファイルにパスワードを付加できないことは、Windows Vistaの仕様です。
☆Windows XPでは、ZIPファイルにパスワードを付加することができます。
このZIP形式のファイルにパスワードを付加できないことは、Windows Vistaの仕様です。
○Windows XPで可能なZIPファイルへのパスワード付加
☆Windows XPでは、ZIPファイルにパスワードを付加することができます。
○Windows Vistaでの操作手順
☆Windows Vistaでは、「パスワードの追加」という項目がありません。つまり、パスワードを付加することができません。パスワードを付加したい場合には、別途フリーウェアを利用するようにします。
○フリーウェアの圧縮ツールを利用する際の注意
フリーウェアの圧縮ツールは、必ず「最新版」を利用するようにします。これはプログラムの特性上、圧縮ツールには「脆弱性」が存在することがあり、圧縮ファイルがこの脆弱性を突いてきた場合、セキュリティに問題を起こす可能性があるからです。
この「脆弱性」に対応するための対策のひとつが「最新版」を利用することなのです。